ターボチャージャーの一般的な故障

世界的に有名なターボチャージャーのブランドは、アメリカのギャレット、イギリスのホルセット、ドイツのボルグワーナー、日本の三菱、日本の石川島です。以下にターボチャージャーのよくある故障を紹介します。
故障の特徴と原因

(A) ディーゼルエンジンの排気煙が異常、排気黒煙（吸気不足）

(1) コンプレッサー流路の一部が汚れている

(2) コンプレッサー漏れ

治療方法：

(1) 洗浄

(2) エア漏れがないかシール状態を確認してください。

故障の特徴と原因

(B) 異音・異常振動

(1) コンプレッサーサージ、スーパーチャージャー振動の振幅が大きい

(2) 組み立て不良

(3) 異物の侵入によりタービンインペラやコンプレッサーインペラの翼が損傷した場合

(4) タービンシェルの変形による摩擦

(5) 羽根なし渦殻流路内に異物があり、ディーゼル発電機のアイドリング時に異常音が聞こえる

治療方法：

(1) 洗浄

(2) 分解検査

(3) ディーゼルエンジンの吸排気系の交換・点検

(4) 変形の原因を究明し、除去する

(5) 流路部分を分解して確認し、ディーゼルエンジンや排気系の故障特性と原因を確認する

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